臨時農業生産情報 (風雪及び大雪に対する技術対策)

りんご生産情報号外(今冬の雪害対策について)を発表しました

令和7年1月15日発表
青森県「農林水産力」強化本部

 

樹上の雪は早めに下ろそう!
雪に埋もれた枝を掘り上げよう!!
晴天が続く日を選んで、融雪促進剤を散布しよう!!!
雪やネズミの被害を受けた樹は適切に処置しよう!!!!

 

令和7年1月3日9時現在、りんご研究所(黒石)の積雪深は159cmとなり、すでに枝折れ被害も確認されるなど、更なる被害の拡大が懸念される状況となっています。
仙台管区気象台が1月9日に発表した情報によると、東北地方では寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月間の気温が平年より高くなると予想され、雪の沈降が進むと想定されます。
今後も引き続き、気象情報に十分留意するとともに、積雪や雪の沈降に伴う枝折れ等の発生に十分注意し、以下の対策に努めてください。

○雪が新しく軽いうちに、樹上の雪下ろしを行う。
○雪に埋もれた枝先は掘り上げるか、枝先を抜き上げ、その下の雪を踏み固める。なお、雪に埋まった枝の堀り上げが困難な場合は、下枝周辺を溝切りするかスコップで雪に切れ込みを入れ、沈降力の軽減に努める。
○剪定で除去する見込みの枝が雪中に埋もれている場合は、早めに切り取り、塗布剤を塗るなどして切り口を保護する。
○晴天が数日続く日を選んで融雪促進剤を散布する。
○野ネズミによる被害を防ぐため、幹の周りの雪を踏み固める。食害が見られた場合は、被害の程度に応じて塗布剤を塗布する。

 

りんご生産情報号外(今冬の雪害対策について)

融雪促進チラシ

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