交信撹乱剤を使用したりんごのモモシンクイガ防除を支援します。

令和7年産りんごでのモモシンクイガ被害を防止するため、発生抑制に有効な交信撹乱剤による産地一丸となった防除に対し、緊急的に支援します。

交信撹乱剤の購入には、予約が必要となりますので、お早めに農協等の販売店へ御相談ください。

 

1 事業を実施する背景

温暖化により薬剤散布でのモモシンクイガ防除が難しいこと、非選択性殺虫剤に対する各種害虫の薬剤抵抗性の発達、有機リン剤の販売中止など選択可能な農薬が減少していることから、令和6年りんご病害虫防除暦から基準薬剤に交信撹乱剤コンフューザーRを採用しました。

りんごの主要な輸出先である台湾でモモシンクイガが発見されると、県全体の輸出の停止につながる恐れがあり、国内の需給にも大きく影響することが懸念されます。

 

2 事業の概要

モモシンクイガによる被害を防ぐためには、発生源である放任園の周辺等における交信撹乱剤を使用した地域ぐるみの防除が重要です。
このため、りんご産地一丸となったモモシンクイガの防除の取り組みを支援します。

(1)対象資材

交信撹乱剤コンフューザーRが対象

(2)支援内容

交信撹乱剤を利用して地域ぐるみでの防除に取り組む場合、生産者が購入する交信撹乱剤の費用の2分の1以内(税抜)を支援

(3)購入方法

別添チラシに必要数量等を記載し農協等に早めに申込をお願いします。

(設置数は10a当たり100本で、1袋50本入で販売)

 

R7年産向け交信撹乱剤事業チラシ

交信撹乱剤「コンフューザーR」の効果について

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