冬期間の暴風雪及び大雪に対する技術対策

稲作生産情報 高温対策臨時号

・出穂最盛期は平年より7日早くなっています。

・高温時は飽水管理を徹底し、早期落水は避けよう!

・用水が少なくなっているところは、地域で協力して使用しよう!

県生育観測ほの出穂状況

7月31日現在の水稲出穂状況は県全体で95%となり、出穂最盛期は平年より7日早い7月28日であった。

今後の天候の見通し(東北地方1か月予報:仙台管区気象台7月31日発表)

向こう1か月の気象の見通しは、気温は平年より高く、降水量は平年並か多い、日照時間はほぼ平年並と予想されている。

今後の管理の重点事項

1 今後の水管理(高温時)

(1)出穂後10日間は湛水状態を保ち、水を切らさないこと

出穂後10日間は最も水を必要とする時期のため、出来るだけ湛水状態を保ち、水を切らさないようにする。

用水が不足しているところでは、飽水管理を行うなど地域で効率的に使用する。

 

(2)穂揃期後は飽水管理を徹底し、水の溜めっぱなしはしないこと

高温時には、根の活力が低下し、玄米品質が低下(白未熟粒や胴割粒の増加)することから、積極的に水の入れ換えや飽水管理を行う。

飽水管理とは、田の土を常に湿った状態に保つ水管理方法で、少ない水で地温の上昇を抑えることができる。

また、水の溜めっぱなしは水温上昇や土壌の還元化によって、根の活力が低下することから行わない。

~ 飽水管理の方法 ~

① 水尻を止水して、2~3cmに浅く入水する。
② 田の表面が出て、溝や足跡に水が溜まる状態になるまで自然落水とする。


写真 ②の状態の目安

③ 再び2~3cmに浅く入水する。
(以降②と③を繰り返す)

 

(3)早期落水は避けること

落水が早すぎると屑米や胴割米の増加を助長するので、湿田では出穂後20~25日、乾田では出穂後30~35日を目安に落水する。

例年乾きづらいほ場では、飽水管理を実施しながら、徐々に田んぼを締まらせるよう入水間隔を工夫する。

用水が少なくなっています。地域で協力して水を使いましょう。

7月からの少雨の影響で、農業用ダム等の貯水率や河川の流量が低下している地域では、用水が少なくなっています。

 こうした地域では、多くの生産者が利用できるよう、水の掛け流しや入れ換えは行わず、飽水管理によって効率的に用水を使いましょう。

2 斑点米カメムシ類防除

本年は斑点米カメムシ類の発生が多く、今後の発生も多くなると予想されるため、地域での一斉防除を行うなど、防除を徹底する。

また、例年被害が多い地域や登熟後期に斑点米カメムシ類の発生が多い場合は、最終散布7~10日後の追加防除を検討する。

3 収穫の準備

 本年は稲の生育が早く、今後も高温の予報となっていることから、収穫時期も早まる可能性が高いため、コンバインや乾燥調整施設等の掃除・点検・整備、試運転を早めに実施する。

 

詳細は【こちら】をご覧ください。

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