臨時農業生産情報(大雪に対する技術対策)

畑作・野菜・花き生産情報第6号を発行しました

◎ 共通事項:台風や大雨に備え、ほ場や施設周辺にある排水溝の点検や整備のほか、施設への雨水流入を防ぐために土のうを設置するなどの浸水対策を徹底しよう!
◎ 大豆の生育は順調です。適期収穫に向け準備を進めよう!
◎ 小麦は、ほ場の排水対策と土づくり、適期は種で越冬前の生育を確保しよう!
◎ ながいもの生育は順調です。にんにくは適期に植え付けしよう!
◎ 秋ギクの生育は順調です。収穫まで適正な温度管理を徹底しよう!
◎ 施設では換気をこまめに行うなど、適正な温度管理に努めよう!

○ 大 豆
・草丈や稔実さや数は地域によりバラツキが見られるが、生育は順調である。
・食葉性害虫による食害やべと病の発生が見られる。
・立枯病発病株を確認したら、速やかに抜取りを行い、ほ場外で処分する。
・台風や大雨などでほ場に滞水しないよう、排水対策を徹底する。
・汚粒の原因となる雑草や青立ち株を抜取り、適期収穫に向け準備を進める。

○ 小 麦
・土壌pH6.0以下では生育が悪くなるので、苦土石灰等で酸度矯正する。
・明きょや弾丸暗きょ、心土破砕などの排水対策を必ず実施する。
・は種作業は9月25日頃までに終え、越冬前の生育量を確保する。
・紅色雪腐病やふ枯病の防除のため、薬剤による種子消毒を行う。

○ ながいも
・地下部の生育は、地域やほ場によるバラツキが見られるものの、順調である。
・病害虫は、葉渋病の発生が見られる。
・採種ほ場では、ウイルス罹病株の抜取りや、媒介するアブラムシ類の防除を徹底する。
・台風や大雨に備え、ネットや支柱の補強、明きょなどによる排水対策を徹底する。

○ にんにく
・種苗増殖「専用ほ場」を設置し、JA等から購入した「優良種苗」を植え付ける。
・植付作業は、気象情報を参考に遅れないよう計画的に進め、10月上旬までに終える。
・黒腐菌核病やチューリップサビダニ等の病害虫防除のため、必ず種子消毒を行い、被害種子は絶対に植付けしない。

○ 秋冬だいこん
・葉長・葉数・根重いずれも平年を大幅に上回っており、生育は順調である。
・キスジノミハムシ、アブラムシ類等の病害虫の早期発見・早期防除に努める。

○ 秋にんじん
・葉長は平年をやや上回っているものの、7月の乾燥の影響により、根重は平年をかなり下回っている。
・黒葉枯病、ヨトウムシなどの早期発見・早期防除に努めるとともに、試し掘りを行い、適期に収穫する。

○ ごぼう
・草丈、葉数とも平年を大幅に上回っており、生育は順調である。
・黒斑細菌病などの防除に努める。

○ 夏秋トマト
・8月の高温の影響により、落花や尻腐果、裂果等が見られるものの、着果量は確保している。
・9月下旬以降は、裂果防止のため、かん水を控え、追肥は中止する。
・灰色かび病、葉かび病、うどんこ病、タバコガ類、コナジラミ類等の病害虫の防除を徹底する。

○ 秋ギク
・生育は順調で、病害虫は、アザミウマ類、ヤガ類が散見される。
・日中25℃以下、夜間15℃を目標に温度管理を行い、病害虫の早期発見・早期防除に努める。
・わき芽は、小さいうちにかき取り、花首の伸びやすい品種を栽培している場合は、ビーナイン顆粒水溶剤等を散布する。
・2~3分咲を目安に採花する。

○ 夏秋ギク
・親株養成に切り下株を利用する場合は、日当たりと排水のよいハウスを選ぶ。
・伏せ込みは、病害虫の被害が無い健全株を選び10月下旬までに行う。

 

R7_畑作・野菜・花き生産情報第6号

R7_畑作・野菜・花き生産情報第6号(要約版)

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