臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

        臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

 

                              令和3年4月6日

                     青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 

 青森地方気象台によると、県内では、来週はじめにかけて、朝は冷え込み、平野部
でも霜のおりるおそれがあります。
 また、8日(木)から9日(金)にかけては、上空に強い寒気が入り、雪が降る可
能性があります。
 今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてく
ださい。

 

1 水稲
(1)ハウス育苗では、保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。
(2)トンネル育苗では、保温資材で二重被覆する。

 

2 野菜・花き
(1)ハウス栽培では、保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。
(2)トンネル栽培では、保温資材で二重被覆する。
(3)露地栽培の場合は、べたがけ資材で被覆する。
(4)被害を受けても回復の見込みがある場合は、早急に葉面散布剤などの散布によ
  り、回復に努める。

 

3 りんご等果樹
(1)防霜ファンが設置されている園地では、ファンの始動温度を2℃に設定し、著
  しく低温になったときは、燃焼法も併用する。
(2)燃焼法では、気温が0℃になったら燃焼資材に点火する。
(3)ぶどうの無加温ハウスでは、石油ストーブ等で加温する。

 

 

210406 臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

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