◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。
◎放牧や粗飼料生産の準備にしっかりと取り組もう。
1 乳用牛 ~子牛及び育成牛の飼育管理~
(1)子牛は、生後4時間以内に初乳を与え、清潔な環境で飼育する。
(2)生後3日程度で順調に哺乳ができるようになったらスターター(人工乳)を与え、ルーメン絨毛の発達を促す。
(3)スターターを十分に食べさせるには水分補給が重要であるが、ミルクと水の同時摂取は消化吸収の妨げとなるため、水はミルク給与後 30 分以上の間隔を空けて給与する。
2 肉用牛 ~放牧に向けた飼育管理~
(1)放牧1か月前から、牛を運動場に出して外気や日光に当て、野外環境に馴れさせる。
(2)放牧環境の餌に適応させるため、放牧2~3週間前から青刈りの草を徐々に給与するほか、ワクチン接種や削蹄を済ませておく。
3 豚 ~衛生管理~
(1)関係者以外の農場への立入りを禁止し、豚舎の出入口で手指の消毒や、豚舎専用の作業衣・靴等の着用を徹底する。
(2)野生動物の侵入防止に努め、その排せつ物が飼料や飲水に混入しないようにする。
(3)異常豚を発見した場合は、直ちに家畜保健衛生所に通報する。
4 鶏 ~衛生管理
(1)関係者以外の農場への立入りを禁止し、鶏舎の出入口で手指の消毒や、鶏舎専用の作業衣・靴等の着用を徹底する。
(2)鶏舎への野生動物の侵入防止に努め、敷地内のため池等に野鳥の飛来防止対策を講じるほか、排せつ物が飼料や飲水に混入しないようにする。
(3)異常鶏を発見した場合は、直ちに家畜保健衛生所に通報する。
5 草地・飼料作物 ~草地・飼料畑の準備~
(1)採草地における早春施肥は、目標収量や主体となる草種に応じて調節し、消雪後速やかに実施する。
(2)牧草地におけるムギダニの被害を防ぐため、早期発見と防除に努める。
(3)飼料用とうもろこしは、作付体系を考慮して品種を選択し、堆肥や土壌改良資材を適切に利用して土づくりを行う。