りんご生産情報第6号(6月18日~7月6日)

りんご生産情報第6号(6月18日~7月6日)

令和4年6月17日発表
青森県「攻めの農林水産業」推進本部

 

良果を見極め、仕上げ摘果に全力を!
「7月初め」の薬剤散布は6月29~30日頃!!
腐らん病は見つけ次第、適切な処置を!!!

 

Ⅰ 概 要

 6月11日時点の果実肥大は、各品種とも概ね平年並から平年を上回っている。
 近年、着果量の多い園地が目立っている。摘果が遅れたり、着果量が多いと、玉伸びだけでなく花芽形成などに悪影響を及ぼすので、さびなどの障害がない果実を見極めながら、品種別の標準的な着果程度を目安に、できるだけ早く仕上げ摘果を行う。
 「7月初め」の薬剤散布は、黒石、弘前、三戸で6月29~30日頃に実施する。散布むらが生じないよう基準散布量を守り、降雨前の散布を徹底する。
 本年も腐らん病の発生が目立っている。枝腐らんは6月以降も発病してくるので、見つけ次第切り取り、胴腐らんは再発病斑を含め、適切に処置を行う。
 有袋栽培は、つる割れの軽減や着色の向上、収穫期の分散ができるので、積極的に取り組む。

 

りんご生産情報第6号(6月18日~7月6日)

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