令和4年8月3日からの大雨により、浸水被害を受けた果樹園地の早期復旧に向けて、国では、被災園地における樹勢回復や堆積土砂の影響防止に向けた取組を支援します。
なお、支援の手続きについては、今後、果樹産地協議会(市町村やJA)を通じて行われる予定です。
【国の支援策の概要】
1 樹勢回復等に向けた取組支援
○ 樹勢回復と樹体洗浄:7.1万円/10a
・樹勢回復のための整枝・せん定(季節外れの出芽の冬季せん定含む)等
・泥が付着した樹体の洗浄、ゴミの除去
・罹病した枝の除去・処分、地域ぐるみでの薬剤散布
2 堆積土砂の影響防止に向けた取組支援
○ 堆積土砂の影響防止:2.3万円/10a
土砂の通気性確保のため小型管理機等により行う耕耘作業
3 泥水被害を受け、改植を行う園地の取組支援
○ 改植経費(抜根、苗木の植栽等)
・慣行樹形:17万円/10a
・省力樹形:53万円/10a(新わい化栽培)
33万円/10a(ジョイント栽培)等
○ 未収益期間の管理経費
22万円/10a(4年分一括交付)
要件:1、2ともに、果樹共済又は収入保険に現に加入しているか、又は今後加入する意向が確認されていること
詳細については、国のホームページを参照してください。