令和4年 稲作生産情報第4号(令和4年6月23日発行)

稲作生産情報第4号(要約)

令和4年6月23日
青森県「攻めの農林水産業」推進本部

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    ○ 草丈・茎数は全般的に平年を下回り、葉数はほぼ平年並となっています。
天候や生育に応じたきめ細かな水管理で茎数確保に努めよう!
 
            ○ カメムシ被害を防ぐため、地域ぐるみの草刈りをしっかり行おう!         
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〈生育状況〉
6月20日現在の生育は、草丈・茎数が平年を下回り、葉数がほぼ平年並となった。

 

〈水管理〉
1 温暖な日は3cm程度の浅水にして水温と地温の上昇を図り、気温の低い日は5~6㎝のやや深水で保温し、茎数の早期確保に努める。
2 「日中止水、夜間かんがい(夕方又は早朝に入水)」の基本を守り、水温の上昇を図る。
3 水田に土壌還元による「わき(ガス)」が発生し、生育不良となっている場合は、3~5日程度の落水管理を行う。
4 中干しは、1株当たり20本程度の茎数を確保した水田では、天候の良い日を選んで行い、生育遅れの水田や低温が続く場合には行わない。

 

〈病害虫防除〉
1 斑点米カメムシ類の発生密度を抑制するため、7月中旬までに水田周辺の雑草地などの草刈りを地域ぐるみで行う。また、畦畔(けいはん)の草刈りについては、水稲の出穂7日前までに終える。
2 補植用の苗を畦畔や水田内に放置すると、葉いもちの発生源となるので速やかに処分する。

 

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