5月に入り、農作業が本格化する中、スピードスプレーヤによる農作業事故が発生しています。
安全に農作業を行うためのポイントを改めて確認し、作業前には園地やその周辺に危険箇所がないかをしっかりチェックした上で、慣れた作業経路でも注意を怠らないようにしてください。
挟まれ・衝突による事故を防ぐポイント
- 張り出した枝は除去する。
- 低い枝や幹・支柱等の障害物には目印をつける。
- 後方や側方の散布状態に気をとられず前方に注意する。
- 駐車ブレーキ等、レバーの操作は確実に行う
その他の事故(転倒・転落)を防ぐポイント
- スピードを出しすぎない。
- 脇見運転をしない。
- 脱輪による転倒・転落に注意する。
- 土手への接触や乗り上げによる転倒に注意する。
- わだちにハンドルを取られることがあるので、スピードを落とし、路面状態に注意して走行する。
- 下り坂やスピードが出た状態では急ハンドルを切らない。
春の農作業安全運動展開中
春の農繁期を迎えるに当たり、農業機械等による事故を防止するため、県では、4月1日から5月31日まで「春の農作業安全運動」を展開しています。
農作業安全のポイントを意識しながら、「みんなで声がけ!安全確認」を心がけ、安全第一で農作業事故をなくしましょう。
農作業安全のポイント
- 慣れた作業でも油断せず、安全を確認して、作業を行いましょう。
- 必ず、作業の合間に十分な休憩を取りましょう。
- 自分は「大丈夫」と過信せず、無理のない作業を行いましょう。
- 一人での作業は避け、やむを得ず一人で行う場合は、家族に作業場所と帰宅時間を伝え、
携帯電話を持ちましょう。 - 家族や周りの人など、地域全体で注意を呼び掛けましょう。
- 万一の事故に備えて、労災保険や農機具共済などの保険に加入しましょう。
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