臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

はれわたりトピックス~7月14日時点の生育状況~

・7月14日時点の生育は、茎数は前年を上回り、草丈及び葉色値は前年並となっています。

・幼穂形成期は前年より2日程度早まっています。

・気温に応じた水管理をしっかり行いましょう。

・斑点米カメムシ類の防除を徹底しましょう。

【生育概況】

県全体の草丈は73.7cm(前年比98)、㎡当たり茎数は471本(前年比104)、葉色値は38.3(前年差+0.1)で順調に生育しています。

幼穂形成期は7月7日で前年より2日早まっており、出穂期は7月末~8月始めとなる見込みです。

【今後の管理】

現在は低温に弱い「穂ばらみ期」を迎えているため、低温(日平均気温20℃以下、または最低気温17℃以下)が予想される場合は、15~20cmの深水管理を徹底する。高温が続く場合は、根の老化を防止するため、4cm程度の浅水管理とする。

中干しが不十分なほ場もしくは水はけの悪いほ場では、出穂期前1週間程度の落水で地固めをする。

いもち病や斑点米カメムシ類の適期防除を徹底する。

これからの詳細な農作業と管理については、7月21日(金)発行の稲作生産情報第6号を確認し、高品質・安定生産を目指しましょう。

(左上:西目屋村指導拠点ほ、 右上:青森市指導拠点ほ、両下:西北地域指導拠点ほ、7月14日)

斑点米カメムシ類の防除を徹底しましょう!

青森県病害虫防除所の本田及び畦畔のすくい取り調査によると、斑点米カメムシ類の発生量はやや多い~多いとなっており、特にアカヒゲホソミドリカスミカメの畦畔での捕獲数は平年を大幅に上回っています。被害を軽減するために防除を徹底しましょう。

防除について詳しくはこちらをご確認ください。

「はれわたり」に関する商標等の使用を希望される方へ

「はれわたり」の文字やデザイン等の商標及びこれに基づく標章を使用する場合には事前の申請が必要です。

詳細は、下記URLから県庁ウェブサイトにアクセスしてご確認ください。

水稲品種「はれわたり(R)」に関する商標等の使用についてのご案内(http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/nourin/hanbai/harewatari.html

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