臨時農業生産情報(水稲の刈取適期が早まることに対する技術対策)について

本年は、出穂期が平年に比べて6日程度早く、その後も県内全域において高温で経過したことから、刈取適期は平年より大幅に早まる見込みです。
刈り遅れは品質低下を助長するため、稲刈りの準備を早めに行い、適期内に収穫できるようにしましょう。

1 刈取適期の予測と留意点
(1)主な地域における出穂最盛期からの積算気温(960℃)で算出した刈取適期始めは、9月6日~9日頃となり、平年より10日程度早まると予測される。また、今後もかなりの高温が続く予報となっており、さらに早まる可能性がある。
(2)出穂が特に早い地域や、籾数が少ないほ場は、さらに早まると予想されるほか、刈り遅れによる白未熟粒や胴割粒等の品質低下が懸念される。
(3)このため、ほ場の状態に合わせて落水し、籾の黄化程度等を見極めて、適期に入ったら速やかに刈り終えるようにする。
(4)早めに機械点検等の準備を進めておく。

臨時農業生産情報(刈取り適期に対する情報)

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