臨時農業生産情報(風雪及び大雪に対する技術対策)

       臨 時 農 業 生 産 情 報
                            (風雪及び大雪に対する技術対策)

                                                                  平成29年1月11日
                                                    青森県「攻めの農林水産業」推進本部


 青森地方気象台発表(1月11日6時38分)の「風雪と高波及び大雪に関する青森県気象情報 第3号」に
よると、12日にかけて雪を伴った風が強く吹き、15日頃にかけて強い冬型の気圧配置が続くため、大雪とな
る恐れがあります。
 今後の気象情報に注意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。

1 共通事項
(1)倒壊の恐れのある施設には近づかない。
(2)ハウス等の雪下ろしを行う際には複数人で作業する。

2 りんご等果樹
(1)雪が新しく軽いうちに、樹上の雪下ろしや雪に埋もれた枝先の抜き上げを行う。
(2)剪定予定の枝で折れそうな場合は、早めに切り取り、直ちに切り口にバッチレートを塗布する。

3 野菜・花き等のハウス
(1)ビニールハウスでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検、補修を行うとともに、マイカ線
  や支柱などで補強する。
(2)ハウス内の暖房で落雪を促すとともに、側面に積もった雪は速やかに除排雪する。
(3)ハウスが破損した場合は、速やかに補修し保温に努める。
  
4 畜産
(1)ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐため、シート等で覆う。
(2)畜舎等は、破損を防ぐため支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。


290111臨時農業生産情報(風雪及び大雪に対する技術対策).pdf (146KB)

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