臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

臨時農業生産情報(雷と突風及びひょうに対する技術対策)

臨 時 農 業 生 産 情 報
                  (雷と突風及びひょうに対する技術対策)

                                                          平成29年6月9日
                                青森県「攻めの農林水産業」推進本部

  青森地方気象台発表(平成29年6月9日16時24分)の「雷と突風及びひょうに関する青森県気象情報 
第1号」によると、10日明け方から夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨が降る
見込みです。  
  今後、強風等による農作物への影響が懸念されますので、気象情報に十分注意し、次の点に留意して、被害の
未然防止と軽減に努めてください。

1 りんご等果樹
  (1) おうとうの雨よけ施設やぶどうのハウス施設、樹棚などの破損・倒壊を防ぐため、マイカ線等の締め直し
や支柱等による補強を行う。
  (2) りんごのわい化樹や幼木は、支柱への結束状況を点検し、ゆるんでいる場合は再度結束する。

2 水 稲
    4~5cm程度の適水位を維持しながら排水できるよう、ほ場の排水口で調節するとともに、排水路の点検・
整備を徹底する。

3 畑作・野菜・花き
  (1) ビニールハウスやトンネルでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検、補修を行うととも
に、マイカー線や支柱などで補強する。
  (2) マルチ資材は、飛散しないよう土でしっかり固定する。
  (3) 施設周辺やほ場に排水溝を設け、排水対策に努める。
  (4) 降ひょうの被害を受けた場合は、病気が発生しやすくなるので、農薬使用基準を確認のうえ防除する。
  
4 畜産
  (1) ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐため、ブルーシート等で覆う。
 (2)畜舎等は、破損を防ぐため、支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。


0609臨時農業生産情報(雷と突風及びひょうに対する技術対策).pdf (92KB)

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