交信撹乱剤を使用したりんごのモモシンクイガ防除を支援します

県は、令和6年産りんごのモモシンクイガ被害を防止するため、発生抑制に有効な交信撹乱剤による産地一丸となった防除に対し、緊急的に支援を行うこととしています。

交信撹乱剤を確実に購入するためには、予約が必要となりますので、お早めに販売店へ御相談ください。

 

1 事業を実施する背景

病害虫の薬剤抵抗性発達や選択可能な農薬が減少していることから、令和6年のりんご病害虫防除暦に交信撹乱剤を採用しました。

令和5年の夏季高温の影響により、令和6年はモモシンクイガの発生が多くなると予想されています。

りんごの主要な輸出先である台湾でモモシンクイガが発見されると、県全体の輸出の停止につながる恐れがあり、国内の需給にも大きく影響することが懸念されます。

 

2 事業の概要

モモシンクイガ被害を防ぐためには、発生源である放任園の周辺等における交信撹乱剤を使用した地域ぐるみの防除が重要です。
このため、りんご産地一丸となったモモシンクイガの防除の取り組みを支援します。

(1)対象資材

令和6年りんご病害虫防除暦の基準薬剤に採用された交信撹乱剤コンフューザーRが対象

(2)支援内容

交信撹乱剤を利用して地域ぐるみでの防除に取り組む場合、生産者が購入する交信撹乱剤の費用の2分の1以内(税抜)を支援

(3)購入方法

確実に購入するためには予約が必要となりますので、別添チラシに必要数量等を記載し農協等に早めに申込をお願いします(設置数は10a当たり100本で、1袋50本入で販売)。

 

事業PRチラシ

※チラシ掲載のJA青森の問い合わせ先を修正しました(令和6年3月27日)

※チラシ掲載のJA津軽みらいの問い合わせ先を修正しました(令和6年3月28日)

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