令和7年6月4日発表
青森県「農林水産力」強化本部
結実状況にあわせて、早めに摘果を!
「6月中旬」の薬剤散布は6月15~16日頃!!
雪害樹の適切な管理を!!!
Ⅰ 概 要
- 6月1日現在の果実肥大は、各品種とも概ね平年を上回っている。
- 近年、成らせすぎ等による隔年結果が見られている。仕上げ摘果は、良品生産や充実した花芽形成のため、できるだけ早く行う。
- 本年は園地によりふじの中心果の結実にバラツキが見られるので、着果状況を確認して摘果を行う。
- 着果量が十分な場合は、品種別の標準的な着果程度を目安に行う。
- 着果量が不足している場合は、樹勢が強くなることがあるので、調節のために発育や形の悪い果実でも残すようにする。中心果だけで標準的な着果程度を確保できない場合は、側果も利用する。
- 「6月中旬」の薬剤散布は、黒石、弘前、三戸で6月15~16日頃に実施する。散布むらが生じないよう基準散布量を守り、降雨前の散布を徹底する。
- 腐らん病の処置が遅れているので、すみやかに切り取りや治療を行う。
- 雪害樹は樹勢が強くなりやすいので、摘果、徒長枝の整理、ビターピット対策など適切な管理を行う。