臨時農業生産情報(大雨に対する技術対策)について

青森地方気象台発表(2023年9月14日5時17分)「大雨と雷及びひょうに関する青森県気象情報 第1号」によると、青森県では、前線や暖かく湿った空気の影響により、大気の状態が不安定となり、14日昼過ぎから15日明け方にかけて大雨となる所がある見込みです。
今後の気象情報に十分注意し、次の点に留意して、被害の軽減に努めてください。
なお、ほ場の見回り等については、危険な場所には近づかず、安全を十分確保して慎重に行ってください。

1 共通の対策
(1)地盤が緩み崩壊の恐れがある農地・林地及び農道・林道並びに増水中の河川などには、絶対に近寄らないようにし、異常を発見した場合は、速やかに市町村等へ連絡する。
(2)浸水や冠水したほ場・園地では、明きょやポンプにより速やかに排水する。
(3)大雨の影響で土壌がぬかるんだ状態になっている場合は、転倒や車両の横滑りなどが発生しやすいので、農作業事故防止に努める。

2 水 稲
(1)土砂が流入した場合は、速やかに取り除く。
(2)適期刈取りに支障のないよう、排水を徹底する。
(3)倒伏した場合は、できるだけ早く株起こしを行う。

3 りんご・特産果樹
(1)園地に水が溜まった場合は、速やかに排水する。
(2)園地に土砂が流入した場合は、速やかに取り除く。
(3)園地が冠水した場合は、できるだけ早く、果実や葉に付着したゴミを取り除き、泥を清水で洗い落とす。また、有袋果は除袋してから、これらの管理を行う。
(4)水に浸かった果実は区別して収穫する。傷ついたり腐敗した果実は、速やかに取り除く。
(5)果実を加工用に仕向ける場合は、農薬使用基準上の問題がないことを確認する。

4 野菜・花き・畑作
(1)ながいもで植溝が陥没した場合は、速やかに修復する。
(2)果菜類で浸水・冠水した場合には、泥を清水で洗い流し、マルチの裾を上げて、株元を乾かし、浸水した果実は早急に取り除く。
(3)浸水・冠水等により損傷を受けた場合は、病気が蔓延しないよう、薬剤を散布する。

5 畜 産
(1)畜舎が浸水した場合は、家畜伝染病の発生を予防するため、消毒を徹底する。
(2)ロールベールサイレージのストレッチフィルムが破損した場合は、破損部分を速やかに補修するとともに、できるだけ早く家畜に給与する。
(3)冠水等の被害を受けた飼料は、品質を見極め、十分注意して給与する。

6 農地・農林業用施設
(1)農地・林地・農林業用施設が被災した場合は、速やかに被災状況を市町村へ報告する。
(2)被災した農地・林地及び農林業用施設は、身の安全を確保した上で、シートで被災箇所を覆うなど、被害が拡大しないよう努める。

【農業共済、収入保険、経営所得安定対策等】
農業共済や収入保険、経営所得安定対策等の加入作物等が被災した場合は、被災状況や対策及び改善措置を施したことが分かるほ場の写真や書類(作業日誌、種子・肥料等の購入伝票等)の整備が必要な場合がありますので、速やかに農業共済組合や地域農業再生協議会、市町村等へ報告し、指示があるまですき込みなどを行わないようにしてください。

230914 臨時農業生産情報(大雨に対する技術対策)

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