臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策)

      臨 時 農 業 生 産 情 報
                              (降霜に対する技術対策)
 
                                              平成29年4月21日
                                       青森県「攻めの農林水産業」推進本部

  青森地方気象台によると、県内では、24日の朝は冷え込みが厳しく、平野部でも強い霜が降りるおそれがあ
ります。
 今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。

1 水 稲
(1)ハウス育苗では、保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。
(2)トンネル育苗では、保温資材で二重被覆する。
(3)保温に万全を期すため、先般の強風で破損したビニールを修復する。

2 野菜・花き
(1)ハウス栽培では、保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。
(2)トンネル栽培では、保温資材で二重被覆する。
(3)露地栽培の場合は、べたがけ資材で被覆する。
(4)被害を受けても回復の見込みがある場合は、早急に葉面散布剤を散布するとともに、病害虫防除を徹底す
  る。

3 りんご・特産果樹
(1)防霜ファンが設置されている園地では、事前に点検整備を行い、ファンの始動温度を2℃に設定する。著
  しく低温になったときは、防止効果が小さいので燃焼法を併用する。
(2)燃焼法では、気温が0℃になったら燃焼資材に点火する。
(3)ぶどうの無加温ハウスでは、石油ストーブ等を準備する。


290421臨時農業生産情報(降霜に対する技術対策).pdf (117KB)

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