令和6年 稲作生産情報第1号(3月6日発行)

 高品質で良食味な米づくりに向け、健康な土づくりと健苗育成に努めよう!

浸種・催芽は丁寧に行い、出芽を揃えよう!

適期田植えに向け、苗づくりの準備を計画的に行おう!

1. 高品質で良食味な米づくりに向け、堆肥や稲わらなどの有機物や土壌改良資材を適正に施用し、健康な土づくりを進める。

2. 健苗を適期(5月10日~25日頃)に田植えをするため、は種日(4月5日~20日頃)に合わせて、種子の塩水選、消毒、浸種作業の日程を計画する。

3. 育苗予定地は早めに除雪を行うほか、排水溝をつくり置床を乾燥させる。ハウスでは、早めにビニールを張って地温の上昇に努める。

4. 種子の塩水選は、うるち種では1.13、もち種では1.08の比重で行う。

5. 種子消毒は、薬剤の使用方法をよく確認して行う。特に、生物農薬や温湯消毒は、適正処理に努め、防除効果を安定させる。

6. 催芽を均一にし、出芽ムラの発生を防止するため、十分な浸種と適切な水温管理に努める。特に、「はれわたり」は十分留意する。

7. 催芽は、芽の伸び具合を必ず確認しながら加温時間を調整し、芽の長さは0.5~1.0mm程度に仕上げる。

8. 床土及び置床のpHは、ともに4.5~5.5の範囲とする。

 

詳細は以下のファイルをご確認ください

R06 稲作生産情報第1号(本文) R06 稲作生産情報第1号(要約)

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