臨時農業生産情報(落雷・突風・降ひょうに対する技術対策)

臨時農業生産情報(落雷・突風・降ひょうに対する技術対策)

青森地方気象台発表(2026年5月29日5時8分)「青森県気象解説情報(落雷・突風・降ひょう)第1号」によると、県内は、30日未明から昼過ぎにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょう、急な強い雨に注意してください。
今後の気象情報に十分注意し、次の事項に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。

【事前対策】
1 りんご・特産果樹
(1)おうとうの雨よけ施設やぶどうのハウス施設、りんごのトレリスなどの破損・倒壊を防ぐため、マイカ線等の締め直しや支柱等による補強を行う。
(2)りんごのわい化樹や幼木は、支柱への結束状況を点検し、ゆるんでいる場合は再度結束する。

2 野菜・花き・畑作
(1)ビニールハウスやトンネルでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設等の点検、補修を行うとともに、マイカ線や支柱などで補強する。
(2)マルチ資材は、飛散しないよう土でしっかり固定する。
(3)施設周辺やほ場に排水溝を設け、排水対策に努める。

3 水 稲
4~5cm程度の水位を維持しながら排水できるよう、ほ場の排水口で調節するとともに、排水路の点検・整備を徹底する。

4 畜 産
(1)ロールベールサイレージは、ストレッチフィルムの破損を防ぐため、ブルーシート等で覆う。
(2)畜舎等は、破損を防ぐため、支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。

【事後対策】
1 りんご
(1)幼果(果実直径2~3㎝の時)に被害が見られた場合、摘果に当たって、傷が果肉に達しておらず、傷の大きさが爪楊枝の頭の太さ(約2mm程度)のものは残しながら、花芽形成や樹勢維持のため、できるだけ標準的な着果量を確保する。
(2)被害園ではその後の管理を怠ると、来年の生産に影響するので、薬剤散布などの栽培管理は通常どおり行う。

2 ぶどう
(1)降ひょうで折れた新梢は切除し、副梢の発生を促し葉枚数の確保に努める。
(2)被害新梢から伸長した副梢は、基部から4~5枚目で摘心し、結実確保と枝の充実に努める。
(3)被害を受けた花穂でもできるだけ残し、病害虫防除を徹底する。結実が見込めない場合は摘除する。

3 野菜等
(1)ほ場やビニールハウスを点検し、被覆資材やパイプ等の破損がある場合は速やかに修復する。
(2)降ひょう等の被害を受けた場合は、病気が発生しやすくなるので、病気が蔓延しないよう、薬剤を散布する。

260529臨時農業生産情報(落雷・突風・降ひょうに対する技術対策)

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