県では、グローバル化やデジタル化が進展する中、競争力のある農業経営を実践できる将来の本県農業を担う人財を育成するため、県内の若手農業者や農業を学ぶ高校生、学生が自ら企画した提案型海外研修を支援します。
ぜひ、同じ志をもった仲間と一緒にご応募ください!
- 募集チラシ
- あおもり農業グローバルチャレンジ(提案型海外研修)募集要領
- 別紙様式1-海外研修企画提案書(学生部門)
- 別紙様式1-海外研修企画提案書(農業者部門)
- 別紙様式2-企画競技会出席者等報告(学生部門)
- 別紙様式2-企画競技会出席者等報告(農業者部門)
1 対象者
(1)学生部門
令和6年度に県内の農業高校、営農大学校又は大学に在籍し、日頃から農業・農村の課題解決に向けて授業やゼミ等で学習している生徒・学生3~10人程度でチームをつくり、応募してください。
応募は学校単位とし、同一校から複数チームの応募も可能です。
ただし、同一人が複数のチームに所属して応募することはできません。
また、農業高校、営農大学校の場合は、必ず同校の教職員(1~2人)が引率してください。
なお、大学の教職員が同行する場合は、1チームに1人まで、チームメンバーとして応募することができます。
(2)農業者部門
応募時の年齢が50歳未満(チームの平均年齢が50歳未満となる場合は55歳未満)で、意欲的な県内の農業者3~10人程度でチームをつくり、応募してください。
ただし、同一人が複数のチームに所属して応募することはできません。
また、同じ農業法人に所属する方は、1チームに2人までとします。
なお、農業関係団体等の職員が同行する場合は、1チームに1人まで、チームメンバーとして応募することができます。
2 企画テーマ
農業のスマート化、デジタル化、グローバル化、輸出戦略等の将来の本県農業の課題解決に向けた視点で、「自ら学びたいこと」と「本県農業に役立つこと」を踏まえた企画提案としてください。
<参考:令和5年度の報告動画>
令和5年度に海外研修を実施した農業高校及び営農大学校の報告動画を、青森県農業・就農情報サイト「農なび青森」に掲載していますので、企画テーマを検討する際の参考にしてください。
https://www.nounavi-aomori.jp/start/archives/1600
3 海外研修の実施期間
令和6年8月から令和7年2月末までとします。
なお、渡航期間は移動日を含む11日程度(現地での研修は7日程度)を想定していますが、支援額等を考慮いただいた上で、自由に設定できます。
4 海外渡航先
海外研修を実施する渡航先は、自由に設定することができます。
また、渡航先は、複数の国や地域としても構いません。
ただし、渡航先を設定する際は、募集要領の「15 安全管理」のとおり現地の安全情報を必ず確認してください。
5 選考
(1)書面審査
書面により、要件や適切な経費であるかなどについて審査を行います。
なお、応募チームが多数の場合、書面審査の結果で企画競技会(プレゼンテーション審査)への参加資格を予め選考することがあります。
(2)企画競技会(プレゼンテーション審査)
書面審査を通過した企画については、審査員の前で、パワーポイント等を使用して直接プレゼンテーションを行う企画競技会で審査を行います。
日程や採点基準等詳細は、募集要領の「11 企画競技会の開催」をご覧ください。
(3)採択
審査員による採点及び協議により予算の範囲内で採択します。
なお、採択するチーム数は、概ね5チームを予定しています。
6 採択チームへの支援内容
(1)支援対象経費
支援対象経費は、以下のとおりです。
なお、航空機や宿泊先等旅行に係る手配は、旅行会社に委託することを前提としています。
また、単なる観光のみの日程に係る経費や食事代は対象外(自己負担)となります。
- 交通費(渡航費、現地交通費、国内移動含む)
- 宿泊費
- 通訳ガイド・コーディネート料
- 海外旅行保険料
- Wi-Fiレンタル料
- 空港税等諸経費
- 受講料・視察料・体験交流に係る経費
- 旅行会社手数料及び消費税
(2)支援額
支援の割合及び支援額の上限は以下のとおりです。
なお、具体的な支援額は、チーム数や人数、渡航先、企画提案の内容などを踏まえ、予算の範囲内で決定することとなります。このため、チームの人数や支援の割合を調整させていただく場合があります。
支援の割合
①学生部門 支援対象経費の10/10程度
②農業者部門 支援対象経費の1/2程度
支援額の上限
①学生部門
<欧 米 等※1> 1チーム当たり上限520万円程度
<アジア地域※2> 1チーム当たり上限240万円程度
②農業者部門
<欧 米 等※1> 1チーム当たり上限260万円程度
<アジア地域※2> 1チーム当たり上限120万円程度
※1 「欧米等」とは、下記のアジア地域を除く地域で、シンガポールを含みます。
※2 「アジア地域」とは、インド、インドネシア、韓国、カンボジア、スリランカ、タイ、台湾、中国、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル及びラオスをいう。
(3)引率者への支援(学生部門のみ)
農業高校及び営農大学校の場合は、引率者(同校の教職員)を1~2人とし、引率者の旅費を県の旅費規程に基づき普通旅費により支給します。
(4)具体的な支援方法
県は、採択チームの旅行代金等について、旅行会社と別途委託契約を締結し、旅行会社に直接契約金額を支払います。
旅行代金等総額が支援対象経費の上限を超える場合や対象外経費については、参加者が旅行会社に各自支払ってください。
詳細は募集要領をご覧ください。
7 その他採択に当たっての要件
渡航先における本県の魅力PRや、県内でグローバルな視点をもって活動する機運醸成に向けた取組を行ってください。場所や手段は問いません。
(例)
・渡航先における本県の農産物等のPR
・渡航中や帰国後のSNS等による情報発信
・帰国後の校内や所属する団体等における報告会
8 応募提出書類及び応募方法
(1)応募提出書類
①海外研修企画提案書(別紙様式1)の電子データ(ワード形式) 【学生部門】【農業者部門】
②企画競技会における発表用データ(パワーポイント形式等、スライドサイズ4:3)
③旅行会社の見積書等(各経費の内訳が分かるもの)
④海外研修行程表(全日程の行程が分かるもの)
⑤企画競技会出席者及び発表者一覧(別紙様式2)の電子データ(ワード形式)【学生部門】【農業者部門】
(2)応募方法
応募者は、上記(1)の①~⑤の提出書類を下記の提出先へメールで提出してください。
(3)提出先
青森県 農林水産部 構造政策課 担い手育成グループ
E-mail ninaiteikusei@pref.aomori.lg.jp
※農業者部門の場合は、最寄りの地域県民局地域農林水産部農業普及振興室への提出も可
9 募集期間
令和6年4月17日(水)から5月31日(金)まで
10 企画競技会の開催
・日時(予定)
令和6年6月10日(月)13時30分~15時30分
※終了時刻は応募チーム数によって変動します。
・場所(予定)
青森県観光物産館アスパム 5階 「白鳥」
(青森市安方1丁目1番40号)
※発表や審査の方法等は、募集要領をご覧ください。
11 成果報告会
全チームの海外研修の終了後(3月予定)、青森市内で成果報告会を開催します。