青森県では、新規就農後も県の地域県民局地域農林水産部(農業普及振興室)の職員や農業協同組合の営農指導員のほか、地域の先進農家などの農業者から、栽培技術等についてのサポートが受けられるよう、体制を整備しています。
県の支援制度
あおもり新農業人サポート事業
非農家出身者再チャレンジ支援事業
事業内容 |
農業次世代人材投資事業等の支援を受けている就農3~6年目の非農家出身の新規就農者に対し、経営改善に向けた取組を補助事業により支援します。 |
補助率等 |
1/2以内、上限1,000千円、10人/年 |
メンター制度
事業内容 |
経営開始10年前後で優れた経営を実践している非農家出身者をメンター(助言者)として登録・派遣し、課題を抱える新規就農者に実践的なアドバイスを行います。 |
対象者 |
非農家出身の新規就農者 |
相談窓口 |
各地域県民局地域農林水産部 |
若手農業トップランナー塾
事業内容 |
柔軟な発想と大胆な行動力、経営管理力やマーケティング力を持って、本県農業の新たなステージを切り開き、果敢に農業にチャレンジする「若手農業トップランナー」を育成するため、「若手農業トップランナー塾」を開講し、塾生の資質向上やネットワークづくりを支援します。
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対象者 |
公募による塾生20名程度 |
募集期間 |
4月上旬~5月上旬 |
実施内容 |
- 経営やマーケティング等をテーマとした基礎セミナー
- 塾生が希望する県外の農業法人、研究機関等への視察研修
- 全国規模の商談会への出展 等
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申込先 |
各地域県民局地域農林水産部 |
農業経営・就農サポート推進事業(青森県農業経営・就農サポートセンター)
事業内容 |
各経営体が抱える農業経営上の課題を把握した上で、先進農業者(農業法人、農業経営士等)のほか、税理士や中小企業診断士等専門家を派遣することにより、その課題解決に向けた伴走支援を行います。
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実施内容 |
- 新規就農者と経営相談を行った上で、予め登録した専門家による経営診断を実施
- 登録専門家による個別指導
- 経営改善に向けた相談会、研修会の開催
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相談窓口 |
各地域県民局地域農林水産部 |
経費 |
無料 |
あおもり農力向上シャトル研修(リカレントコース)
事業内容 |
リカレント(学び直し)教育の一環として、営農大学校での講義や各種研修へ参加し、実践的な農業知識・技術・資格を習得。 |
対象者 |
既に農家等で研修中の就農希望者、新規就農者(就農後概ね5年以内) |
研修期間 |
5月~2月までの10か月間 |
定員 |
概ね15名以内 |
経費 |
- 資格取得費などの諸経費は自己負担
- 営農大学校での講義や各種研修の受講料は無料
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申込先 |
青森県営農大学校 |
新規就農者定着推進事業
事業内容 |
各地域農林水産部による栽培技術の習熟度に応じた支援
①普及指導員がマンツーマンで指導する専門コース研修
②外部講師を招いての集合研修 |
対象 |
新規就農者等 |
問合せ先 |
各地域県民局地域農林水産部(農業普及振興室) |
国、市町村の支援制度
国、市町村の支援制度の詳細はこちらのページで紹介しています。
就農支援制度
4Hクラブ(農村青少年クラブ)
4Hクラブは、自分の目指す農業経営に必要な知識や技術の習得及び調査研究、地域農業を担う仲間との交流を目的に組織されており、県内には11地区116名(R3.12月時点)の20代~30代を中心とした若手農業者がクラブ員として活動しています。
4Hとは、Hands(腕)、Head(頭)、Heart(心)、Health(健康)の4つの頭文字に由来し、農業の実践を通じて自らを磨くとともに、互いに力を合わせて、よりよい農村、よりよい日本を創ることを意味しています。
就農後は、是非地域の仲間づくりのためにもクラブ活動に参加されることをお勧めします。
お問い合わせは、各地域県民局地域農林水産部へ。
就農までのステップ
- 情報収集や就農相談
- 目指す経営ビジョンの明確化
- 就農に向けた技術や経営ノウハウの習得
- 農地の確保
- 青年等就農計画の作成
- 資金の確保
- 機械や施設等の取得
- 新規就農